ホームゲームはもちろんアウェイゲームにも遠征で駆けつけ応援するほど熱心にかつ長く、スポーツチームを応援しているサポーターはたくさんいるでしょう。特に野球やサッカーは、本拠地がある地域以外にも全国にファンがいて、熱心なサポーターも多くいるようです。
今回は、北海道コンサドーレ札幌のサポーターであるりさ / Lisaさんに、長く応援し続けているチームへの想いやYouTubeチャンネルをはじめたきっかけなどについて伺いました。
りさ/ Lisaさん
YouTube:https://www.youtube.com/@lisacsap/about
Twitter:https://twitter.com/021021__
Instagram:https://www.instagram.com/021021___/
「この選手カッコいいな」から「このチームいいな」になるまで
サッカー観戦が好きで、北海道コンサドーレ札幌(以下、コンサドーレ)を応援してます。Jリーグ自体にハマったのが高校1年生ぐらいからなので、もう12~3年前ですね。実は最初からコンサドーレを応援してたわけではなく、「神奈川といったらマリノスが強いし応援してみれば」って友達に勧められて、住んでる神奈川県に本拠地がある横浜F・マリノスを1~2年ぐらい応援してました。
スカパーがたまたま見れる日にコンサドーレとサガン鳥栖の試合を家で観てて、めちゃくちゃカッコいいなと思った選手がいたんですね。その人はコンサドーレ札幌に所属している藤田 征也という選手であることを知って、以来横浜F・マリノスと並行してコンサドーレを応援するようになりました。
その年の秋ぐらいに、平塚のスタジアムで湘南ベルマーレとコンサドーレが対戦する試合があったんですね。地元開催だったので観に行ったら、アウェイにもかかわらずコンサドーレを応援しにきた人が多くて、応援もすごく熱かったしカッコよかったんですよ。藤田選手がきっかけでコンサドーレを知り、追いかけるようになったけど、この日を境に完全にコンサドーレのチーム推しになりました。
コンサドーレを完全に好きになって翌年ぐらいに藤田選手は全然違うチームに移籍してしまいましたけど、今は私と同じ神奈川県出身の福森 晃斗選手を推しています。数年前に観たアウェイの試合で、彼の決めてくれたフリーキックに感動して以来ずっと好きで。次の日ぐらいにはもうユニフォームを買ってました。
今も成長を続けるコンサドーレの魅力とは
コンサドーレはサポーターの応援のカッコよさ、サッカー環境の素晴らしさも魅力的だけど、何か応援したくなるチームですね。ここ5年ぐらいはJ1に定着してますけど、もともとメジャーなタイトルを獲るほどの強くて完成されたチームというよりは、まだまだ成長過程にあるチームだと思っています。10年以上応援してて、強いチームへと育っていくところを見届けられたらなっていう感じではなく、自分もチームと一緒に成長しながら応援してる感じです。2012年のJ2に降格した瞬間を等々力のスタジアムで見届けていたからか、余計愛着があるのかもしれません。
印象に残っているのが、2020年の等々力での川崎フロンターレとの試合ですね。2020年当時、ホームゲームで負けたことがないほど強かったフロンターレに、シーズンで初めて黒星をつけたんです。それまでフロンターレと戦ってもコンサドーレは勝ったことがなかったけど、本当にこのときはすごく嬉しかったです。以降、フロンターレとコンサドーレの試合は点の入れ合いになることが増えた気がします。
コンサドーレが他のチームと違うなと感じるのは、スポンサー企業への愛が強いことです。他のスポーツは分からないけど、サッカーは地域との結びつきが強くて、スポンサーについた地域の企業を応援したいと思うサポーターは結構いて、特にコンサドーレはその傾向が強い気がします。サッポロビールやJAL、白い恋人、今年からはセイコーマートやベル食品なども加わったんですが、コンサドーレのスポンサーはサポーターが売上に貢献しやすい企業が多くて。
やっぱりいくらグッズを買おうが試合に行こうが、チームの経営はスポンサー企業がいないと成り立たないと思っているし、Twitterで「コンサドーレのスポンサーになりました」とツイートすると、サポーターがあちこちで宣伝するようになり、それを見た別の北海道の企業がスポンサーに……という流れが今シーズン増えていますね。
遠くにいるコンサドーレのファンに、臨場感を届けるために
YouTubeにハマったのは、ちょうどコロナが流行りだした頃でした。本当にどこも出かけられなくて暇だったので、電車に乗って出かける人が上げていた動画を観ていたらすっかりハマってしまって。そのうちに自分でもYouTubeで何か発信したくなって、チャンネルを作ったんですね。
同じ頃、アウェイゲームではビジター席をあまり設置してなかったので、アウェイ遠征の様子を撮ってアップしたら面白いだろうと。なかなか試合を観に行けない人が、今後行くようになったら観たいと思ってもらえる動画を作りたいなと思ったんです。すると、動画を観てくれた方から「なかなか行けないので、こういうのはありがたいです」とか、たくさんコメントをもらいました。
今いくつかSNSのアカウントを持ってるんですけど、スタジアムでの臨場感が一番伝わるのはやはり動画、YouTubeだと思っています。
家に帰って、撮ってきた動画を編集して……っていうのは大変ですけど、なるべく試合から2~3日後ぐらいにはYouTubeにアップできるようにしてます。
仕事のモチベーションは、スタジアムでの試合観戦
コンサドーレがJ2にいたときは、今と違う仕事をしてました。土日は普通に出勤しなきゃいけなくて、1ヶ月のうち土日で休みを取れるのが1~2回しかなく、仕事も多忙で病みそうになり退職したんですね。そんな状態だったから、関東で年に1~2回ある試合以外、スタジアムに試合を観に行くことはほとんどできませんでした。
それで、サッカーの試合を観に行ける土日が休みで平日も残業少なめであることを絶対条件にして仕事を探しました。今の職場はまさに自分の条件にピッタリで、その分給料は安いですけど、平日休みも取りやすいし残業も少ないしという感じで結構働きやすいですね。今では週末に試合を観に行けることが、働くモチベーションになってます。
場所や時間を気にしなくていいから、パソコンさえあればどこでもできる仕事をするのが一番理想ですね。
生きるモチベーションであり生きがいだから、これからも共に
こういう機会をもらったんで、改めて自分にとってコンサドーレの存在って何だろうって考えてみました。ありふれてるかもしれないけど、やっぱり生きるモチベーションであり、生きがいですね。
そもそも同じものを10年以上好きになったことも、何かを熱心に応援してることもコンサドーレ以外なくて。これだけ長く続けているとどこかで飽きがきて、他に趣味を見つけてしまいがちなんですけど、チーム自体すごく強いわけではないし降格したり昇格したりするのでちょっと不安定なところがある。一緒に自分もチームも成長してるという気持ちが強いし、今後も右肩上がりの成長が期待できるから、何となく目が離せないし、どこか放っておけない。だから全然飽きないんです。
コロナ前まで、スタジアムに行けた試合は全部ゴール裏で観てました。
でもコロナ禍になって声出し応援ができず、アウェイ戦ではビジター席にいろんな制限がかかってしまい、カメラで写真を撮ってたこともありここ数年は指定席とかメイン側でよく観てました。
今シーズンからは声出し応援がOKになったので、コロナ前のようにゴール裏で思いっきり応援しようと思っています。
札幌での趣味と両立する仕事は「トランスコスモス北海道」
トランスコスモスでは、ライフスタイルに合った働き方を選べるお仕事を多数ご用意しています。
未経験から応募できる仕事も多くありますのでぜひご確認ください。
Work it! Plaza
札幌では、いつでも気軽にお越しいただけるお仕事相談スペース「Wokr it! Plaza」を運営しています。
詳細は以下ページをご覧ください。