今回はMicrosoft パワーポイント(PowerPoint 以下、パワポ)のショートカットキーをご紹介します。
パワポはWordやExcelなどよりもさらに視覚的なものを作ることがほとんどかと思います。そのため、普段文書ファイルを操作する際とはまた違うショートカットキーがたくさん存在しているのです。
矢印やふきだしなどの図形に画像にテキスト、たくさんの素材を使うからこそ、ショートカットキーの活用は欠かせません。積極的に覚えて、取り入れてみてくださいね。
ショートカットキー10選
Ctrl + N:プレゼンテーションを新規作成
新しいウィンドウでプレゼンテーションが新規作成されます。「New」の「N」で覚えておきましょう。
Ctrl + M:スライドを追加
編集しているスライドと同じレイアウトで、新しいスライドが挿入されます。挿入位置は選択されているスライドの下です。
F2:テキストを編集
テキストを入力・編集できます。
テキストボックスはもちろん、図形に対しても可能です。図形の場合はダブルクリックしないとテキスト編集できなかったり、その際に間違えて動かしてしまったり、小さい場合や重なっている場合はやりずらかったりします。そんな時でもこのキー1つで編集可能です。
Ctrl + D:複製
選択したオブジェクトを複製(コピーとペーストを同時に)してくれます。同じ図形やスライドを作成したい場合に役立ちます。
Ctrl + クリック:複数オブジェクトを選択
複数のオブジェクトをまとめて選択します。一括で移動させたり、この次に紹介するグループ化したりする際に便利に使えます。
Ctrl + G:グループ化する
選択中した複数のオブジェクトをグループ化します。複数だったものが1つのオブジェクトになるので、一括でコピー&ペーストしたり、動かしたり、書式をまとめて変更したりすることができます。
Shift + ドラッグ:オブジェクトを平行移動
オブジェクトを縦または横に平行移動します。マウスで動かすとどうしてもずれてしまいますが、このやり方でずらさずに移動することが可能です。
Ctrl + Shift + [ または ]:オブジェクトを 1 つ背面/前面に移動
重なっているオブジェクトの表示順を変更します。後ろにあって隠れてしまっているものを見えるようにしたり、新しく挿入した画像を後ろ(背面)に移動したりすることができます。
これを知らないと、オブジェクトを一つずつ動かしたり、削除して挿入しなおすなどの手間が発生しかねません。絶対に覚えておきたいショートカットです。
F5:スライドショーを開始
スライドショーを最初から始めます。
Esc:スライドショーを終了
スライドショーを終了し、編集画面に戻ります。
まとめ
今回はパワポのショートカットキーを10個厳選してご紹介しました。
見やすくきれいなプレゼンをより短い時間で作れるようになったら嬉しいですよね。他の文書ツール等では使用したことのないものが多かったかもしれませんが、細かい作業の多いパワポだからこそぜひショートカットキーを使いこなしていきましょう。