スポーツの試合は、たくさんの人を楽しませ、心を震わせてくれます。宇都宮ブレックスのファンであるRuneさんはInstagramで選手らの写真をアップしており、その投稿は3,800以上にものぼります。そんなRuneさんにとって、チームの存在は「仕事を頑張るための何よりも大きなモチベーション」だといいます。なぜハマったのか、チームや写真の魅力はどんなところにあるのか、Runeさんの思いを伺いました。

画像: 宇都宮ブレックスが頑張る姿が、私にも力をくれる|Runeさんインタビュー

話を聞いた人

Runeさん
バスケットボールチームの宇都宮ブレックスファン。Instagramで試合や選手の写真をアップしている。
Instagram:https://www.instagram.com/ruphoto_1008/

画像: www.workit.jp
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「大逆転負け」の試合がきっかけ

日本の男子プロバスケットボールリーグのBリーグでB1に属する、宇都宮ブレックスをメインに応援しています。地元である栃木のチームで、2018年頃からどっぷりハマり始めました。

部活でバスケをしていたこともあり、もともと年に1~2回は試合を見に行っていたのですが、選手の名前を知っているわけでもなく、「絶対勝利!」みたいな気持ちもなく、ただなんとなく見ていたんです。

そんな中でハマるきっかけとなったのが、2018年のシーズンが始まる前の大会での試合でした。その試合で、宇都宮ブレックスが大逆転負けしちゃったんです。結果は悔しいものだったんですが、見ていてものすごく楽しかったんですよね。それをきっかけに「応援したい」という気持ちが強くなっていき、試合を見に行く回数もだんだん増えていきました。

今はシーズン中の土日は必ず試合を見に行きますし、平日も行ける時には仕事終わりや、半休などの休みを取って見に行くほどになりました(笑)。

チームの中でも特に応援しているのは、バイスキャプテン(副キャプテン)の渡邉裕規(わたなべ ひろのり)選手です。テレビやラジオに出演する機会も割と多く、「ナベのくせに」という自分のラジオ番組も持っているんですよ。そこではバスケの話はほとんどしていなくて、他愛のないことを話したり、リスナーのお悩み相談にのったりしています。普段の試合とは違う一面が見られて、ファンとしては嬉しいですね。

画像: 「大逆転負け」の試合がきっかけ

新しいことに気づかせてくれる写真

スポーツの応援スタイルはみんなそれぞれだと思いますが、私は写真が好きなので、声を出して応援するというより、撮りながら試合も見つつ楽しんでいます。多いと1,000枚以上撮る時もありますね。

実は、写真を始めたきっかけも宇都宮ブレックスだったんです。ハマり始めてから、SNSなどでチームについていろいろ調べるようになったり、Bリーグ関連の人もフォローしたりするようになって。Bリーグは写真を撮っているファンが割と多いので、必然的に写真を目にする機会が増えていったんです。それを見ているうちに「私も撮りたいな」と思うようになり、カメラを買ってInstagramでも本格的に写真を上げるようになりました。

選手のいろいろなシーンを撮るのが好きなのですが、そうして撮っている中で、動いていると見えないようなすごく細かい部分まで見たり、新しい気づきが増えたりするのがすごく楽しいです。試合が終わってから写真を見返して編集していると、「こんなシーンもあったんだ」という瞬間に気づくことがありますし、それをSNSなどを通じて同じファンに共有することもできます。こうした楽しみは写真の魅力だと思っています。

画像: 新しいことに気づかせてくれる写真

ファンに愛される、泥臭いプレー

宇都宮ブレックスの一番の魅力は、ディフェンスがすごく良いチームであることです。バスケの魅力というと、「得点を取る」という部分ももちろんあると思いますが、宇都宮ブレックスにはそれとはまた違う良さがあるんです。

「STRIVE」が2023-24シーズンのチームのスローガンだったのですが、これには「たゆまぬ努力をし続ける」「全員で泥臭く、全力で取り組んでいく」シーズンにしていこう、という意味が込められています。

本当にその通りで、泥臭いプレーが徹底されていますし、ルーズボールを追うようなシーンもたくさんあります。チームのファンたちもその泥臭さが好きな人が多いんです。だから、そういうプレーが出たときには会場が拍手で盛り上がりますし、私もその泥臭さが好きです。

やっぱり実際に会場に行くと、その中でのみんなの声援や、流れが来ている時の盛り上がりが感じられて面白いので、できる限り足を運びたいと思っています。追い上げている時の独特の盛り上がりや緊張感はそこにいないと分からなかったり、「このまま逆転しそう」という空気感を感じたりもできますし、それが応援の醍醐味でもあります。

なので遠征にもよく行っていて、試合も楽しみつつ、現地のグルメも堪能しています。以前行った富山は本当にお寿司が美味しくて。その時から、富山の遠征は絶対行きたい!、と思っています(笑)。試合観戦はもちろんですが、こうしたグルメやカフェも遠征の目的になっていて、いつも遠征は楽しみです。

画像: ファンに愛される、泥臭いプレー

チームの応援が、日々の支えやモチベーションに

宇都宮ブレックスを応援することは、仕事を頑張るための何よりも大きなモチベーションになっているんです。本当にそれがすべてと言ってもいいくらいで、きっとバスケがなかったら仕事を頑張れていないと思います。疲れていても「あともうちょっとで試合を見に行けるから」と思えたり、遠征やチケット代のために頑張ろうと思えたり…。

ほかにも、お気に入りの写真を見返したり、良かった試合やプレーを配信アプリで見返したりして、日々元気をもらってもいます。

それくらい大きな存在なので、毎月の出費はほとんどバスケですね。遠征など行きたいところには行って、使うところは使って、そうでないところは抑える、とメリハリをつけてやりくりをするようにしています。

実は、こうしてバスケの応援を充実させられることを一番に考えて、働く会社も選んだんです(笑)。転職を経験しているのですが、前の仕事がそもそも土日休みではなかったので、なかなか試合を見に行けず…。その環境を変えるため、土日休みで休みがとりやすい会社にこだわって選びました。そのため今は午後だけのお休みなども取りやすく、平日も試合を見に行けるので、充実度が高まりましたね。

画像: チームの応援が、日々の支えやモチベーションに

優勝へ一直線。これからも応援したい

昨シーズンはチャンピオンシップに進めなかったり、レギュラーシーズンで敗退しちゃったりと結構悔しい思いをしました。でも、今シーズンはチームのまとまりがすごく良くて、みんなの関係性が良いこともみて分かるくらいで。それに伴って勝率も良いので、このままチャンピオンシップで優勝してほしいです。2年前に優勝した経験もあるので、このまま勝ち進んでいくことを期待していますし、これからも応援に行きたいと思っています。

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