最近「オタク」や「推し活」というワードがすっかり一般的に。
フリューが行ったオタ活/推し活経験者の「オタク自認」に関する調査によると、実に10代から50代の男女の約半数(49.8%)がオタク活動(オタ活)や推し活を経験していることが分かりました。特に10代女性では約8割(79.2%)が現在もオタク活動を続けているという驚きの事実が明らかになりました。
オタク活動をしている人の多くが「自分はオタクだ」と思っているのですが、なぜ「オタク」というワードに抵抗感がなくなっているのでしょうか。調査結果から見えてきたのは、若い世代ほど「オタク」というイメージに寛容になっているということ。10代と20代のオタク自認率はそれぞれ72.1%、74.5%と高く、むしろ自分のルーティンの一部としてオタ活を楽しんでいる人も少なくないようです。
興味深かったのは、オタク自認者がオタク活動に夢中になる様子が明らかになったことです。フリューの調査では、オタク自認者に「自分はオタクだと思う瞬間」を聞いたところ、「買う/課金」「お金」「情報」といった単語が多く見られました。具体的なエピソードとしては、「グッズを大量に買ってしまう」「収集癖がある」といった、お金を使いすぎてしまうような行動が多く挙げられていました。
一方で「あの人オタクだと思う瞬間」を聞くと、「グッズ」「持ち歩く」「早口」といった、他人のオタク的な行動を観察して感じ取るエピソードが多数挙がっています。特に「グッズを持ち歩いている」「推しのことを話すときに早口になる」といった、外見や行動の特徴が目立っているようです。
これらの回答からは、オタク自認者自身もつい夢中になってしまい、自制心が効かなくなる瞬間があることがわかります。しかし同時に、そうした熱狂的な姿勢こそが、オタク活動を楽しむ醍醐味なのかもしれません。
実際、オタク自認者の13%が「オタ活の幸せ度は1万点以上」と回答。中でも10代女性では29.7%もの人が同様の回答をしています。最高点はなんと「999那由他点」にも及びました。これらの結果から、オタク活動はそれ自体が生活の一部となり、心の安らぎにもなっているのがわかります。
オタク活動や推し活を楽しむことで、心が軽くなり、仕事にも活力が湧いてくるはずです。忙しい日々でも、自分の趣味に時間を使えることで、前向きな気持ちを保ち続けられるのではないでしょうか。
はたらくレシピでは推し活を楽しむ人へのインタビュー記事など多数公開していますので、ぜひご覧ください。