推しの存在を中心に、暮らしや仕事が回っているという鮫島さん。推しがいない生活は考えられないほどに大きな存在だといいます。

家の中での推し活やカフェなど外での推し活も楽しみながら、SNSを通して同じオタクの推し活を応援する鮫島さんが、日々どんな推し活をしているのかやその思いについてお話ししていただきました。

話を聞いた人

鮫島さん
2次元と2.5次元、インテリアとカフェ巡りが好きなオタク

YouTube:https://www.youtube.com/c/samejima2
Instagram:https://www.instagram.com/samejima_2/

画像: www.workit.jp
www.workit.jp

人気に拍車がかかる「あんスタ」

中学生くらいの頃からアニメや漫画などの2次元が好きで、その頃から今も変わらずずっとオタクをしています。今は特に「あんさんぶるスターズ!!(以下、あんスタ)」というゲームのコンテンツや、2.5次元の俳優さんをメインに推し活をしています。あんスタでの一番の推しは月永レオくんで、同じ「Knights」というユニットのメンバーの瀬名泉くんも好きです。2.5次元では橋本祥平さんを推しています。

あんスタは、今年2024年4月には9周年目に突入するのでコンテンツとしては結構長いんですよ。でも、オタクじゃない人も名前ぐらいは聞いたことあるくらい人気のあるコンテンツに育ったのは、ここ2,3年とか、最近のことだと思います。

もともと人気はあったので、グッズもいろいろ出ていたりイベントもあったりしたんですが、やっぱり今の勢いはかなりすごいです。池袋のすごく目立つところにイベントの広告が貼られたり、東京駅や渋谷駅などの駅の中に大きな広告が出たり、アニメイトの看板になったりしていて、以前よりもすごく人気が高まっているのを感じますね。

そんなあんスタにハマったのは声優さんがきっかけでした。ハマる前、「ヒプノシスマイク」というラップをコンテンツにした作品が好きだったのですが、その声優で参加されている浅沼晋太郎さんが、あんスタでレオくんの声を担当されていることを知りました。それでレオ君を知ってハマっていったんです。

あんスタは声優さんもかなり有名どころの豪華な方々を使っていらっしゃるし、音楽も良くてすごい方が楽曲提供されているし、イラストも可愛いし、グッズも多いし、イベントも多いし…相当盛沢山なコンテンツだと思います。なので人によって入り口が違っていて、入れる窓口を大きく広く取ってくれているところが、あんスタのすごく良いところだと思いますね。また、推し活をする方が最近はかなり増えているので、公式もグッズをたくさん出してくれるようになっているので、そういう意味でも楽しめる幅がかなり広がってるように感じています。

画像: 人気に拍車がかかる「あんスタ」

推しの存在が生活の中心に

普段の推し活はグッズを買ったりイベントに行ったり、お家の中で写真を可愛く撮ってみたりグッズを可愛く飾ったりするなどで、それをInstagramやYouTubeで発信したりもしています。

コロナ禍をきっかけに、”お家の中での推し活”みたいな楽しみ方が自分の中でできるようになったんです。それで、コロナが落ち着いた今でもそういう楽しみ方が続いています。もちろん、外でするオタ活も好きなんですが、自分ひとりでお家でできるオタ活もすごく好きなので、その両面から楽しめてるんじゃないかと思いますね。

推し活以外にもカフェ巡りやインテリアといった趣味もあるんですが、それぞれを楽しむこともありますし、推し活と一緒に楽しむこともあります。例えば、レオ君の色がオレンジなので、オレンジテイストのカフェを見つけたら行ってみたり、推しのグッズを一緒に持って行ったり。カフェに限らず、グッズはどこにでも連れて行って楽しんでいます。

本当に今は推しの存在が生活の中心になっていて、「推しがいて良かった」と常日頃感じています。何かちょっと嫌なことがあったり、疲れたりした時に推しのストーリーを見たり、曲を聴いたりするだけで元気になるし、生活の一部になっていますね。自分の生活をここまで潤わせてくれてるのは推しのおかげだと本当に毎日思っていて、推しがいない生活は想像できないくらいです。

画像: 推しの存在が生活の中心に

視聴者の存在によって変化した推し活発信

いまはInstagramとYouTubeでの発信を日々行っています。その始まりはYouTubeで、推し活の記録を残したいと思って投稿し始めたんです。何かのイベントや現場に行った時の様子であったり、その時の感情であったりを動画として残したら、後から見返した時に楽しいだろうという考えでした。

それで最初は自己満足で上げていたのがだんだん視聴者さんが増えてきて、自分の記録用のVlog以外にも、推し活に使えるおすすめアイテム紹介や、お部屋でのグッズのディスプレイ、お家での推し活の楽しみ方といった動画も上げるようになっていきました。

そういうことを経て、最初は自分本位だったのが、「YouTubeでの発信を通じて視聴者さんの役に立ちたい」「みんなのオタ活をもっと楽しませるために何ができるかな」という考え方をするようになったり、取り組み方にも変化が出てきたりしています。なので、SNSでの発信も、自分の推し活を楽しむ気持ちと、見てくれている方がもっと今より楽しめるように、という気持ちでするようになりましたね。

在宅の仕事にあこがれが今の仕事につながった

仕事は完全在宅でWebディレクターをしています。ライターさんやクライアントさんの間に立って色々なやり取りをするような仕事です。これまで何度か転職をしたこともあったのですが、結構体力仕事が多くて…。体的に結構きついな、と感じるようになってから、長く仕事を続けるにはどういう仕事が自分に合っているかを考えるようになったんです。

それで、もともと文章を書くのが好きだったので、最初は副業としてライティングの仕事を始めました。それがだんだん本業に移行してきて、その仕事の延長で今のWebディレクターの仕事をするようになったんです。

在宅の仕事にして良かったのは、やっぱり推し活がしやすくなったことですね。時間の使い方に融通が利くようになったので、調整がしやすくなりました。ただ、結果的に推し活がしやすい環境になってはいますが、それをメインで考えて今の仕事にしたわけではありませんでした。在宅でのお仕事がすごく魅力的だな、というのが大きかったです。

家で仕事をするための工夫としては、仕事をする場所を3か所くらい作っています。部屋を分ける、みたいな大げさなことではないんですが、例えばこのテーブルとそこのテーブルとあっちのちょっとしたスペース、みたいに作っておくんです。それで気分によって場所を変えたり、気分転換をするようにしています。やっぱり同じ場所にずっといると体勢が辛くなってくることもあるので、椅子に座る場所もあれば地面に座る場所も作っています。

推し活の楽しみ方は自分で模索する

仕事、暮らし、推し活の3つのバランスがうまく取れてるかと言われると、私は取れている自信がないのが正直なところです。というのも、バランスよくやることを大事にするより、推し活を中心にして暮らしと仕事が回っているような感覚なんですよね。月によって推し活に使うお金や時間もかなり変わるので、柔軟にその都度変えています。

やっぱり仕事はどうしても調整できない部分があるので、そこは第一優先ではあるんですが、仕事の形態的に時間の使い方は比較的自由が利くので、その辺はバランスを見ながら推し活をできる限り楽しめるように考えてはいます。

視聴者の方にも「推し活に使うお金ややりくりはどうしてますか?」みたいな質問を受けるんですが、本当に人それぞれだし、私も月によって変わっていくので、なかなか一概にアドバイスできない部分ではあります。なので、自分のバランスの取り方は自分自身で模索していかないといけないなと、推し活を楽しむ中で感じていますね。

画像: 推し活の楽しみ方は自分で模索する

推し活を楽しみながら登録者数1万人を目指したい

これからの推し活の目標としては、まずYouTubeのチャンネル登録者数1万人を突破したいです。今ちょうど9000人を超えたところなので、今年はさらに積極的にやろうと思っています。最近コロナ禍がかなり落ち着いたことで現場が復活してきていて、推し活がかなり忙しくなったんですよ。嬉しい反面、昨年は動画の編集作業とかが結構滞ってしまって…。本数をたくさん上げられなかったので、今年はもっと本腰を入れて頑張りたいと思っています。

This article is a sponsored article by
''.