2024年のゴールデンウィーク(GW)は、最大10連休。株式会社インテージが実施した「ゴールデンウィーク」に関する調査結果から、今年の休暇トレンドを探ります。物価高や円安の影響は?給料アップの人のGW予算は?気になる最新事情に迫ります!

2024年GWの予算は平均27,857円、物価高・円安影響で横ばい

画像1: 出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果
出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

今年のGW予算は平均27,857円で、昨年(27,870円)とほぼ横ばい。予算増加の理由トップは「外出や人に会う機会が増える」(33.3%)でしたが、2位の「物価高・円安だから」(31.9%)も迫る勢い。一方、予算減少の理由では「物価高・円安だから」(31.1%)が最多。「給料が増えないから」(30.0%)、「遠出をすることが少なくなったから」(24.5%)と続きます。大型連休が取りづらい日程よりも、経済状況が支出を抑える要因になっているようです。

物価高や円安、6割以上が「GW予算に影響する」と回答

画像2: 出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果
出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

さらに、物価高や円安のGW予算への影響を尋ねたところ、「かなり影響する」と「やや影響する」を合わせて63.4%に。日程の問題よりも、経済状況が大きな影響を及ぼしていることがわかります。

給料アップも半数はGW予算「変わらず」、財布のひもは固め

画像3: 出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果
出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

では、給料アップの人はGW予算を増やすのでしょうか?4月以降または近々の給料増加者は16.9%。しかし、そのうちGW予算が「増えそう」と回答したのは33.7%にとどまり、49.6%は「変わらない」と回答。特に男性の方が「変わらない」割合が高い傾向にあります。

2位は外食、3位はショッピング!国内旅行は微増も海外は低調

画像4: 出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果
出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

GWの過ごし方予定TOP3は、「自宅で過ごす」34.1%、「外食に行く」20.5%、「ショッピングに行く」16.7%。昨年と比べ、「ショッピングに行く」は6.8ポイント減少。「国内旅行」は15.6%と微増ですが、「海外旅行」は1.0%とコロナ禍前の2019年(1.7%)の6割程度にとどまっています。

GW国内旅行予算は昨年より1万円増の81,310円!値上げが影響か

画像5: 出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果
出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

国内旅行に限って見ると、予算は平均81,310円。昨年(71,809円)から約1万円増加しました。自由回答では、「旅行に行きやすくなった」「4年くらい我慢していた」といった前向きな意見もある一方、「ホテル代が昨年よりも高騰」「ガソリン価格上昇、物価上昇」など、宿泊費の値上げや物価高を理由に挙げる人が目立ちました。

■「ゆっくり」「のんびり」「家族」がキーワード!GWの過ごし方

今年のGWへの考えを自由回答で聞くと、「ゆっくり」「のんびり」「いつも」「普段」「家族」「楽しむ」「自宅」などのワードが多数。「毎年親戚が泊まりにくるので美味しい物を食べたり、ワイワイと、楽しく過ごしたい」「毎年この時期は混雑を避け外出せず、自宅でのんびり過ごす」といった回答が寄せられました。

ちなみに、GWの夕食メニューTOP2は「寿司・手巻き寿司」(39.0%)と「焼肉」(35.6%)。家族団らんを楽しむ人が多数派のようです。

まとめ

・GW予算は平均27,857円、物価高で横ばい
・6割超が物価高・円安の影響を実感
・給料増も半数はGW予算変わらず
・過ごし方1位は自宅、国内旅行は微増
・国内旅行予算は1万円増の81,310円

新型コロナ移行後初のGWは、物価高の影響が色濃い一方、家族とのんびり過ごす姿も浮かびます。みなさんはどんなGWを過ごしますか?ぜひ参考にしてくださいね。

出典:インテージ 「ゴールデンウィーク」に関する調査結果

This article is a sponsored article by
''.