仕事で頑張った後、家に帰って美味しいご飯やスイーツを食べたり、好きなお酒を片手に動画を見たり、ゆっくりお風呂に入ったり…。日々のちょっとした癒しのひとときが、また次の日頑張るための大切な時間なのではないでしょうか。

「自分を大切にできる暮らしとレシピ」をテーマにInstagramで発信しているらーたんさんは、料理のレシピだけでなく、仕事や目標、日々の暮らしや繊細な自分と向き合い、発信をしています。そんならーたんさんが料理を好きになったきっかけや、発信することへの思い、これからの目標などについて伺いました。

【お話ししてくださった方】
らーたん | 自分を大切にする暮らしとレシピ さん
https://www.instagram.com/raatan_lifestyle/

仕事終わりはなにもする気になれない…
-`心も身体も整える暮らしとレシピ´-

▫️仕事終わりでも″20分以内で″作れる
▫️罪悪感なしのヘルシーレシピ
▫️繊細な自分を守る暮らし・考え方

食アド3級 ∣ 一人暮らし ’99 ∣ HSS型HSP

1人の時間で向き合って気づいた、自分を大切にする暮らし

Instagramでの発信のテーマにもある「自分を大切にする暮らし」のきっかけは、一人暮らしを始めたことでした。2020年に始めてから、料理などいろいろなことを1人でするようになって。さらにそこへコロナ禍が重なり、1人の時間や自分を見つめ直す機会がすごく増えたんです。

そんな中でも、自分の好きな可愛いものやインテリアに囲まれた生活をすることで、心が落ち着いて穏やかな気持ちで過ごすことができていました。仕事でうまくいかないことがあっても、ほっとできる場所で自分を大切にする時間を過ごすことができる。そうして心が満たされることはリフレッシュにもなるし、大切な時間だと思ったんです。

でも、すごくお部屋が綺麗だったり、毎日白湯飲んだり、みたいな”ザ・丁寧な暮らし”をするわけではなく、「今日はちょっと疲れたな」と思ったらお香を焚いてみたり、キャンドルつけてみたりする。そういう小さなことでも、自分ができる範囲の中でできる心が落ち着く時間は、自分と向き合う時間が増えたからこそ大切だと思いました。

味噌汁の作り方も分からないほど無縁だった料理

実は、実家に住んでいた時は味噌汁の作り方も分からないくらい、全然料理をしたことがなかったんです。料理を始めた当初、好物の親子丼を初めて作ったときは「こんなに簡単にできるんだ」と感動しました。

就職したばかりの社会人1年目でお金に余裕があるわけでもないし、コロナ禍で外にもなかなか出づらいし、と思い家でできることをやってみていたら、たまたま自炊が自分にはまって、料理を好きになり始めたんです。

画像: 味噌汁の作り方も分からないほど無縁だった料理

今や料理がリラックスタイムに

料理は無になれるのが好きです。ライブに行くのが好きなので、料理をする時も動画を撮っていない時は音楽を聞きながらやっていて、音楽にノリながらひたすら包丁できざんだりしています。こうして好きなことをしている時間はすごくリフレッシュになっていますし、心がリラックスできる時間です。

それと、電子レンジで温めつつ炒め物をして、合間に洗い物をして…と、マルチタスクで進めて、うまい具合に料理を終えられた時の達成感も結構好きですね。

本当に疲れた時は料理をしなかったり、ジャンクフードも食べるときもあったりします。でも、できるだけお惣菜等で済まさずに、10分くらいで簡単にできる体に優しいものがちょっとでも食べられたら、リラックスにもなるし、”1日の終わりの至福の時間”みたいな感じがします。簡単でも、自分で作ったもので自分自身を満たせるのがすごく楽しいですね。

生活と自分の心のバランス

料理は好きですが、洗い物は苦手で。やる気がない、疲れたと思った時は次の日の自分に任せることもあります。できない時に頑張ってするのではなく、できない日はできない、そういう日だと割り切って生活と自分自身のバランスを取っています。自分に正直に生きすぎるのも良くないですが、限界だと思った時は自分の体と心に従うことも大切だと思います。

私は完璧主義なところがあって、「あれもこれもやらないと」と、いっぱいいっぱいになりすぎて体調を崩したことがあったんです。このままだと良くないと気づいて、割り切る時は割り切るようにしました。例えば、仕事前にご飯を食べて、洗い物をしないとだけど出勤までの時間がない。そこで無理やり洗い物をして慌ただしく家を出るくらいなら、家に帰ってきてからでもいいや、みたいな感じです。こうして失敗した経験があったからこそ、改善ができています。

画像: 生活と自分の心のバランス

固い決意で始めたレシピ発信

レシピの発信を始める前、もともとは2020年頃にXで自分の考えなどを発信していました。でも、1年ほどでやめてしまって。情報発信をしたいけど、どんなことをしようかとさまよっていたところ、Xで知り合った方がInstagramで発信しているのを見て、「私ももう1回頑張りたい、何か発信したい」と思ったんです。その後、何を発信しよう、となった時に、料理が好きだったことからレシピの発信を始めることにしました。

でも、軽い気持ちで始めても絶対続かないと思い、「やると決めたらやろう」と固い決意したんです。中途半端にやって、中途半端に達成感もないまま終わるのも嫌なので、環境も揃えられるだけ揃えて、やるって決めて始めました。それで、SNS発信を学べるオンラインスクールなどの学習に思い切って投資をして、綺麗な動画を撮るために最新のiPhoneを購入したり、シンプルな料理道具を買い揃えたりしました。

そうでもしないと続かないし、「それで結果が出なかったら、発信は向いていないからやめよう」くらいに思っていました。天才でもないので、のんびりやっていたところで結果は出ないので、もうそこは「自分の気持ちは大切に」みたいな感じではなく、根性と熱い気持ちで始めましたね。

私の仕事の形態が、9~17時の一般的な勤務時間のほかにも早番や遅番があったりとばらばらで。早番の日は16時くらいに帰れるので、その後に編集をしたり、遅番だったら仕事前の午前中に撮影したり、編集が間に合わなかったら電車の中でしたりしています。

叶える気持ちがモチベーション

1年ほど発信を続けていますが、こうして続けられているのも、「自分の目標を絶対に叶える」という気持ちがあるからだと思います。

また、同じ発信者の方々とお会いする時に、すごい方ばかりで自分が”貰う側”でしかいられず、何も与えることができないのも嫌だな、という思いもあり、目標に向けて頑張っています。

画像: 叶える気持ちがモチベーション

自分で考えたものを形に残したい

今後やりたいことはたくさんあります。でもまずは、主に発信しているInstagram以外にYouTubeなどでの発信もしていきたいです。そして、まだ先のことかもしれませんが、自分で考えたものを形として残したいと思っています。例えば本を出版したり、自分の発信内容に合う、食器などの商品を自分で考えて作ったりしたいですね。

始めた当初は、まず自分のことを見てもらわないといけないので、こういう目標とかも結構ぼやけていました。でも、発信を続けて、同じような発信者の皆さんと仲良くなっていく中で、そういう方が商品を作ったりしている姿を間近で見ることによって自分もやってみたいと発信をしていく中で結構思いますね。

もちろん、これからも今のフォロワーや他の方々のことを知っていきたいですが、たくさんフォロワーを伸ばすというより、自分の考えや思いをもっと形にしていけたらいいな、と思っています。

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