はたらくレシピでは、トランスコスモスで働く4人のパパ社員に集まっていただき、オンライン座談会を実施しました。その様子を3回にわたってお届けいたします。

第2回目は、パートナーとの関係構築で工夫していることや、育児休暇取得の話、お子さんの体調不良時に陥ったジレンマなどを伺いました。

座談会に参加した社員の皆さんのプロフィール

画像1: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Oさん:
採用推進部、4歳の男児と5ヶ月の女児の父
在宅勤務中心。育休取得経験あり

画像2: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Iさん:
採用推進部、4歳と2歳の男児の父
在宅または出社。

画像3: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Gさん:
DI事業本部、2歳半の男児の父
在宅勤務が多めだが、週に1~2回程度出社することがある。育休取得経験あり

画像4: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Sさん:
人事部、4歳の子と10ヶ月の子の父
在宅勤務中心

パートナーとよりよい協力関係の構築のために工夫していること

――皆さんは、パートナーの方と協力して家事や育児をこなすために、何か工夫はされていますか。

画像5: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Oさん

日にもよるんですけれども、奥さんが下の子を連れて上の子を保育園に迎えに行くこともあれば、妻が子どもを迎えに行っている間、下の子を見てる日もあるので、妻ばっかりにならないようバランスには気をつけてます。

画像6: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Iさん

週末、子どもをできるだけ連れ出して、妻が家で1人のんびりできる時間を作るとか、逆に妻が子ども2人を連れ出すときは、しっかり家の掃除をするとか、割とバランス取るようにはしてますかね。あとは仕事でも誰かと絶対話すし、家でも常に賑やかなので、自分と妻が1人で落ち着いてホッとできる時間を交代で設けるようにしています。

画像7: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Sさん

誰かの話でもありましたけど、土日は妻に1人で自宅でのんびりと過ごしてもらうようにしていて、その間僕が子どもをお出かけに連れ出してます。こんな感じにすると、夫婦間のバランスが取れる気がしています。

Gさん

在宅勤務のとき、妻が子どもをお風呂に入れたら、自分が受け取りに行くんですけど、それだけは絶対に自分のすべきことだと死守してます。やっぱり、妻にもお風呂の時間をゆっくり過ごしてもらいたいし、この時間があるかないかで、夜の時間の過ごし方とか流れとかが変わってくるので、大事にしてます。

職場のサポート体制、育児の大変さ~育休取得したからこそ気づけたこと

――育児休暇を取得された話を伺いたいのですが、OさんとGさん、きっかけや取得中の話、復帰後のエピソードなど、お話しいただけますか。

画像9: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Oさん

妻が2人目の妊娠が判明したときに、上司から勧められたのがきっかけでした。1人目のときはトランスコスモスにいなくて、入社後に同じ部署の人が育休を取得したことがあるという話を聞いてたので、何となくは知ってました。取得にあたっても、部署のメンバーからは「引き継ぎをしっかりしてくれれば大丈夫」と声をかけられたので、心理的にはあんまりハードルは高くなかったんですけど、強いて言うなら申請が面倒臭かったかなぐらい(笑)。

しかしいざ育休に入ってみると、仕事が常に気になって仕方なかったんです。一方で、子どもの様子に常に気を張ってなきゃいけなかったし、育児の大変さも痛感しました。1ヶ月間ではあったんですけど、育児に参加できたことはありがたかったので、取れてよかったなとは思います。

復帰後には引き継ぎの時間を設けてもらいました。育休は部署のメンバーのサポートがあってこそだったので、仕事復帰にもあまりハードルは高くなかったと感じてます。

Gさん

下の子が生まれた直後に2週間と、4~5ヶ月空けて1ヶ月間という取得の仕方をしました。もともと制度自体は認識してたのが1つと、妻の里帰り出産後に妻の実家で2週間、子どもたちと妻が戻ってきて新生活がスタートする頃に1ヶ月間取得したんですが、タイミング的にもちょうどいいなと感じていたこと、同じ地元出身の知人に、自分と似た育休の取得をした人がいたことがきっかけでした。

業務自体が状況に応じて動くことが求められることが割と多くて、自分の抱えていた案件を整理してキレイに引き継ぐことは難しく不安も正直ありました。でも、上司から「何かあったらサポートするから」と背中を押されたこともあって、安心して育休に入りましたが、復帰後に後輩がすごく成長していて、結果的にチームにとってもよかった。チームのメンバーには本当に感謝しています。

――おふたりの話を聞いて、次もし機会があれば育休を取ってみたいと思いますか?

画像11: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Iさん

僕はさすがに次は取るかなと思っています。これまでは妻の実家が比較的近くて、義理の母の協力が得られたのと、在宅勤務だったこともあり、どうにか仕事と両立しながら育休を取らずにここまで来れましたが、もう1人増えたら、やんちゃ盛りの男児2人の世話が彼らの祖母の手に負えなくなってしまうんじゃないかなと。今はまだ予定はないんですけど、さすがにもう無理なので。

――育休とは話が反れるんですけど、Iさんは、在宅勤務だけじゃなくて出社もされてるんですよね。その辺りのことを聞かせてください。

画像12: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Iさん

上の子を幼稚園バスに乗せて見送ったら、ときどき下の子を一時預かりで保育園に連れて行くので、日によって9時とか9時半シフトで働かせてもらうこともあります。むしろ会社側に上手く受け入れてもらっていて、ありがたいです。

本社に勤務していると、割と柔軟に対応してもらえていると思いますね。もちろんしっかり自分が仕事をしていて、なおかつ事前に相談したり連絡したりしておけば、フォローしてもらえる環境です。

子どもの体調不良時に直面する、仕事と育児の両立へのジレンマ

――Sさんは、お子さんの体調が悪いときに、深く悩んだことがあるそうですね。

画像13: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Sさん

はい。保育園から子どもが熱を出してると連絡があったんですけど、どうしても自分が出席しないといけない会議があって、妻も出張先にいて難しかった。うちは妻も私も実家が遠くて、サポートを頼めない状況でした。会議が終わってすぐに子どもを迎えに行ったんですけど、保育園の部屋の隅で子どもが1人寝かされてるのを見て、すごく申し訳ない気持ちになったんです。

一方で、仕事で自分がいないと困る人たちもいて、仕事と育児の両立に悩みを感じていました。こんな感じで、たまに、子どもが熱を出したとか体調悪いときとかに、パートナーにも仕事があり実家も遠くて頼れない。しかしどうしても外せない仕事があったとき、皆さんはどうされてますか。

画像14: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Iさん

僕は割と気にせず子どもを選択しますね。私も妻も九州出身で、近くに両親がいないので。会社の仕事って、助けてくれる人は周りにいくらでもいるかもしれない。

持ってる案件の重たさとか、スタンドアローンな状況だったら分かんないんですけど、子どもを助けられるのは両親しかいないし。まだそういう場面に陥ったことはないんですけど、割り切ると思います。

画像15: 【はたらくパパの座談会】第2回:「育児と仕事における困難と支え合い」

Oさん

答え方が難しいんですけど、僕もどっちかというと家族ですね。もちろん仕事も大事ですけど、僕は家族が大事という考えで今まで仕事をしてきました。育休で1ヶ月取得したときも、日々の業務内容やその間にすべきタスクを事前に洗い出して、部署のメンバーに引き継いでました。助けてくれる人は周りにいるし、そういう緊急事態があったら、僕は家族を選んで上司に相談します。

子育てと仕事の両立に、日々悩みながらも向き合う

子育てと家事を協力してこなすために、パートナーが1人になる時間を設けたり、実家に連れて行ってフリータイムにしたりといった工夫をしてる人が多かったのが印象的でした。また、「仕事はずっと気になって仕方なかったけど、生まれてすぐの子どもを妻と育てる経験ができた。育休を取得してよかった」と、育児休暇へのポジティブな反応や、職場への感謝の声も聞かれました。

子育て経験のある人や現在子育て中の人にとって、仕事と子ども、どちらかを選択しなければならないジレンマは本当に苦しいものです。子どもが熱を出したり、急な体調不良に見舞われたりする際、仕事との板挟みに悩むことが多いと語ります。どうしても外せない会議や案件がある中で、保育園からの連絡に対応するため、優先順位をつけたり職場へ相談したりして対応しています。悩みながらも、パートナーと協力し合い、周りのサポートも受けながら子どもの親として、日々育児や仕事に向き合っているのです。

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