「事務職に就きたい!」と考えて、例えば「池袋 事務職」などと検索し、求人情報をあれこれと見ていると「会社によってそれぞれどんな特色や違いがあるのか、分かりにくい」「自分に合った求人情報なのか、判断が難しい」と思ったことはありませんか?

今回は、事務職のお仕事探しから、応募、面接、内定までのポイントを解説します。

記事の作成にあたり、トランスコスモス採用担当の熊本 聡美さん、中嶋 梨絵さん、山里 さやかさんにお話を伺いました。

熊本 聡美さん:
受発注業務、営業事務、経理、人事などの応募者対応全般を担当。担当エリアは東京。

中嶋 梨絵さん:
受発注業務、営業事務、経理、人事などの求人媒体作成全般を担当。担当エリアは東京。

山里 さやかさん:
営業事務、経理、人事の応募者対応全般や求人媒体作成を担当。担当エリアは長崎(佐世保)。

事務職の仕事探しをする前に、考えておくと良いことはありますか?

画像1: 熊本さん

熊本さん

漠然とで良いので「今後やりたいことをイメージする」ですね。

画像1: 中嶋さん

中嶋さん

自分の中で一度、転職を考えている背景を整理してみると良いと思います。つまり「どんな不満解消や実現をしたくて行っているのか?」ということです。

採用する側としては、入ってからのギャップをなくし長く働いて欲しい、つまり、応募者のことを理解したくて、面接の場でいろいろな質問をします。今後、長く一緒に仕事をしていく上で、ひととなりや相性を見たいから「面接」というステップがあります。

例えば「なぜ前職をやめたの?」など聞かれたら、最低限答えられるようにしておくほうが良いと思います。

「嫌いなことを無理してずっと続けて、入社後に辛い」といった事態に陥るのではなく、「好きなことを長く続ける」状態になれるか、応募前に整理して考えてみると良いと思います。

仕事探しの際、見た方が良いサイトや雑誌は?

画像2: 熊本さん

熊本さん

求人サイトや転職サイトでまずは検索して、その後、企業の自社ホームページから応募してきてくれると嬉しいです!採用担当者にとって、「自社サイトから応募してくれた!」という方は印象が強くなります。「わざわざWeb上であれこれと情報を調べてから来てくれたんだ!うちが好きなのかな?意欲が高い方なのかも?」と嬉しくなるんです。

一方、求人サイトや転職サイト経由で応募の場合、「他社もいっぱいエントリーしてるんだろうなぁ、うちは、そのうちの一つに過ぎないのかなぁ」と感じてしまいますね。

例えば、「池袋で一般事務が良いな」と思って探すと、数多くの求人情報がヒットします。面接の場で、「なぜトランスコスモスが良いのですか?」といった問いを投げかけると、返答に詰まってしまう人もいます。そこで明確に返せると、意欲がある方だな、と思えます。

面接とは、応募者の話を聞きながら「仕事に対して、こんな風に取り組んでくれる人なんだな」「うちで長く働いてくれるかな?」など、ひととなりを掴む場です。カッコつけた、キレイな答えを求めている訳ではないんですよ。むしろ、ざっくばらんな方が信用できると思います。

トランスコスモスで働きたい気持ちをお互いに確認できたら、応募者も採用側も嬉しいですよね。

もし、「面接で話してみてちょっと違うな?」と思ったら、応募辞退しても良いんです。素直な気持ちで臨んでほしいなと思います。

画像2: 中嶋さん

中嶋さん

転職ノウハウサイトは、ぜひ活用すると良いと思います。例えば「応募書類の書き方」や「面接の受け答えの良い形」などはとても参考になります。何もわからない状態で臨むと、まずご自身が不安ですよね。実践したほうが良いノウハウは、活用したほうが転職活動がスムーズになります。

求人票は、どんな視点で見ると良い?

画像3: 熊本さん

熊本さん

「自分が希望する未来予想図につながる求人かどうか?」で見ると良いです。

いざ入社してみたら「思ってたのと違った…」というのが一番悲しいですよね。

面接の場で、「事務職に就いて、こんなことをやってみたい」と言ってもらえたら「トランスコスモスなら、こんなスキルを伸ばせるよ、こんな未来を目指せるよ」など伝えられます。

一方、「前職はこれが嫌で辞めました」みたいなことを言われちゃうと「うちでもそうかも…?」と思って、マイナスポイントになると思います。

いずれにせよ、モチベーションが大事です!

画像3: 中嶋さん

中嶋さん

勤務時間や曜日などの条件面は最低限見てほしいですが、「自分の感性や直感に響くものがあるか」、つまり「ここに行ってみよう!」という「勘」や「直感」もぜひ大事にして欲しいなと思います。

採用担当者として求人票を書く際には、「この仕事、面白そうだな」と思って欲しくて書いているんです。現場のイメージ・雰囲気が伝わるように工夫して作っているつもりなので、「この求人票を見て、刺さった!」という人には、ぜひ来て欲しいですね。

採用担当者として、求人票のこういうところを見てほしい!

画像4: 熊本さん

熊本さん

当たり前のことですが、条件面を最後までしっかりと見てほしいです。意外ときちんと見ていない人が、けっこういるんですよ。 「求人票をしっかり見てなかった」と、面接時に条件相違が判明することもあります。例えば、「週の勤務日数」「時給」といったことです。

「週5日勤務、時給1500円〜」と書いてあるのに「週3、4日希望」「時給1600円希望」と言う人もいます。ちゃんと見ていないことが分かると、「(転職候補先を)数打てば当たる」の一つにしか捉えてもらえてないんだなぁ、と思ってしまいます。

画像1: 山里さん

山里さん

私が勤務する佐世保の事業所では、求人票に「おすすめポイント」を書いています。例えば、「事前研修が丁寧」「福利厚生が手厚い」「マイカー通勤OK」「周辺環境の利便性」といったことです。「時給」「勤務時間・日数」「リモートOK」など、自分が譲れない条件を明確にすると良いです。

応募後、面接は何回?内定までの期間は?

画像5: 熊本さん

熊本さん

応募後にまず書類選考があり、必ずしも全員が面接まで進めないケースもあります。

私が勤務する首都圏の事業所では、面接は1~2回行います。

私の担当の範囲内だと、契約社員は、みな「WEB面接」です。

応募から採用決定までは、最大で2週間です。

内定後の事前研修もWEB上で行い、入社時に初めて配属先の現場メンバーと対面する流れになっています。

画像2: 山里さん

山里さん

佐世保の事業所では、応募方法は「電話」か「Web」が選択できます。
面接方法は「対面」「Web」「録画」があり、回数は1回です。今はコロナ禍の影響もあり、「対面」と「Web」がそれぞれ半々ぐらいの割合になっています。Web面接がスムーズにできると、ビデオ通話アプリの導入や、添付書類の用意・送信などPC操作に抵抗がないんだな、と分かります。
面接の翌々日には内定を出すような体制で、応募〜内定まではMAX1週間以内です。「働きたいな」と思ったら、翌月からでも事務職になれます。入社日は月に2回設けていて、面接時に入社希望日も聞いています。内定後の事前研修も丁寧なので、未経験の方でも安心して来ていただけます!

転職活動中に気を付けておいた方が良いことは?

画像6: 熊本さん

熊本さん

スケジュール管理です。

面接開始時間に遅刻したり、面接日程を頻繁にリスケして後ろ倒しにしていくと印象が悪くなったり、案件終了となる場合もあります。

面接時の服装に関しては、あまりかしこまらなくて大丈夫です。WEB面接ですから、最低限の清潔感があればOKです。男性はTシャツやスウェットは避け、ネクタイ着用が良いと思います。

画像3: 山里さん

山里さん

転職活動期間は、スムーズに連絡が取れるように、電話やメールはチェックしておいておくと良いです。

服装について、「(面接時)スーツは必須ですか?」「(入社後)オフィスカジュアルって、何ですか?」など、よく聞かれますが…スーツでなくても良いです。私は、「ユニクロみたいな感じ」と回答しています。ただし、コンビニに行くようなスウェット+ジーンズといったラフな服装ではなく、事務職にふさわしい服装が求められます。

トランスコスモスの事務職の現場は?

今回は、トランスコスモスの採用担当者のお二人から、「選考プロセスでのポイント」「面接時にここを見ている!」など、貴重なお話をお聞きすることができました。

転職活動の際に大事なポイントは、たとえ未経験からのチャレンジであっても「将来に向けての前向きな意欲をはっきりと伝えられるか?」だといえます。

転職後、毎日の仕事の現場で充実感を得るために、まずは「自分はこれからどんな将来に向かっていきたいのか?」など、ひと呼吸置いて考えてみると良いでしょう。

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