「子どもと過ごせる貴重な時間を大切にしたい」。そう語るのは、子どもと全力で向き合いながら、はたらくことも大切にしているえりかさん。どちらも全力でできているのには、えりかさんならではのコツがあるのです。今回は、そうしたコツや、スケジュール、メンタルの管理などについて伺いました。

話を聞いた人
えりかさん
家と家族をこよなく愛す3人の子供たちのママ。「この家が好き!!」と家族みんなに思ってもらえることを目標としている超ポジティブな整理収納アドバイザー。子供の頃からの趣味は部屋の模様替え。

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仕事も楽しむ3児の母、えりかさん

5歳、3歳、2歳の3児の母で、幼稚園事務とライターの仕事をしています。平日は9~15時で幼稚園で働き、家に帰ってからは2時間ほどライターやデザインの仕事もしています。また、夜に時間を見つけて私自身のブログ記事の執筆も行なっています。

もともとは音楽の演奏活動をしたり、音楽教室で講師をしながら学校事務で働いたりしていたのですが、妊娠前に音楽系の仕事からは一度離れました。事務の仕事は子どもが生まれてからもずっと続けていて、最近幼稚園事務の仕事を始めたところです。

以前の学校事務の仕事は通勤に時間がかかり、朝7時に家を出なければなりませんでした。でも、今の幼稚園事務の仕事は家から近く、働く時間帯も私の生活スタイルに合っており、子どもと音楽という私が好きなものが身近に感じられる職場なので、私に合っていると感じて選びました。

画像: 仕事も楽しむ3児の母、えりかさん

時間の管理の秘訣は、手書きのノート

仕事や家事、育児を両立するために、日々のスケジュールはかなり練っていて、日頃から見直しもしています。

子どもが増えたり成長したりしていくにつれてスケジュールはどんどん変わってきますし、一人で寝かしつけまですることも多くあります。その中で、やってみて無理だと感じた時は、その日とうまくできた日のスケジュールをノートに書き出して比較して、どうしたらより良くなるかを考えるんです。

また、ノートにはスケジュールだけではなく、自分の思いや数年後の目標も書いています。

昔から、目標を書き出したりグラフにしたりするのが好きで、人生設計レベルでも書いてきたんです。それこそ、大学を卒業してすぐの頃に、何年に結婚して、何年に子どもを産んで、いつ育休を取って…というのもノートに書きました。それをずっと保管していて、たまに見直しているのですが、実際書いた通りになっていて。

強く意識していなくても、それを目指して自然と動いてるんですよね。だから、書くと実現するというか、書いて実現しなかったことはなかったです。書くと目標もできるので、ずっと続けています。

「ご褒美」で自分を整える

毎日を一生懸命生きていて、「大変」と感じる余裕もないほどあっという間に時間が過ぎていっています。でも、「大変」だと感じることがないのは、自分へのご褒美でバランスを取っているからかもしれません。

私、アイスクリームを食べるのが大好きで。それだけで、嫌だったことを許せたり、また明日も頑張ろうと思えたりするんですよ。単純ですが、自分自身のご機嫌取りにすごく効くんです。

ほかにも、Instagramを見たり投稿したりすることや、手帳や日記を書くことも気分転換になっています。そういう時間は自分へのご褒美であり、落ち着く時間なんですよね。その時間を積極的に作ることで、自分でバランスを保っているんだと思います。

でも、自分の時間を作るために、親や夫に子どもを預けることはほとんどしたことがなくて。子どもが家で寝ている間にちょっとご褒美、というぐらいが多分私に合っているんだと思います。

画像: 「ご褒美」で自分を整える

本業は「お母さん」。失敗で気づいた、大切なこと

仕事をしながら子育てをしていくうえで、失敗したこともありました。半年ほど前、幼稚園事務の仕事が始まって、それと同時期にライターの仕事量も増えてきて、いろいろとやることが重なってしまったことがあったんです。その時、「やるぞ」と意気込んで、周りが見えないくらい集中してしまって。それでずっとパソコンに向かっていたら、主人と会話する時間はほとんどなく、家族との時間を失っていたんです。

ある時、何か違うな、今はその時期じゃないな、とふと気が付きました。やりたいことは沢山あるけれど、あくまで自分の本業はお母さんであることを忘れてはダメだと思いました。その時から、本業である「お母さん」を最優先に、あとは何でもゆるくやっていこうと気楽に考えるようになりましたね。

画像: 本業は「お母さん」。失敗で気づいた、大切なこと

離れる時間があるから、一緒の時間がもっと大切なものに

ずっと家で子どもを見ているご家庭と、私のように仕事中は預けて子どもと離れている家庭とでは全然違うと思うんです。それこそ、預けていると保育園の先生のほうが子どもと一緒にいる時間が長いくらいだと思います。

もっと一緒にいられたらもちろん良いのかもしれませんが、逆に離れているからこそ、一緒にいる時間がすごく貴重で、絶対に大切にしたいと感じます。だから、家族との休日がすごく楽しいんですよ。

私自身、仕事もすごく好きなので、仕事も全力でやる。夫や子どもたちも、それぞれの場所で頑張る。そうしてみんなが離れて頑張っている時間があるからこそ、一緒にいる時間がより楽しいものになっているように思います。

画像: 離れる時間があるから、一緒の時間がもっと大切なものに

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