はたらくレシピでは、トランスコスモスで働く4人の社員に集まっていただき、オンライン座談会を実施しました。その様子を3回にわたってお届けいたします。
第2回目は、職場復帰後に仕事と育児と両立していくために、日々課題だと感じていることや試行錯誤、工夫などを伺いました。
前回の記事:
育休明けの職場復帰 - 不安と期待、そして直面した現実
https://www.hataraku-recipe.jp/_ct/17701682
座談会に参加した社員の皆さんのプロフィール
Kさん:
2017年入社。4歳の娘と2歳の息子がいる。産休育休は2回、2人合わせて多分トータル3年ほど取得
Eさん:
2017年入社。5歳の息子と2歳の娘がいる。産休育休は2回、3年と少し取得。
Sさん:
小学1年生の息子と2歳の娘がいる。上の子の育休明けに一度トランスコスモスを離れるも、Mさんの誘いもあり再入社。
Mさん:
入社15~6年の管理職。小学5年生と小学2年生の息子がいる。産休育休を2回取得。
慣らし保育の頃に受けた、保育園の洗礼
――保育園に通わせてると、お子さんの病気や発熱は経験すると思います。大変だったことや苦労したことなどあれば教えてください。
Sさん
2人とも体が強いというか、0歳くらいから2歳くらいまではあまり病気にかからなかったけど、3歳〜4歳くらいから保育園で流行ってる病気をもらってくるようになりました。下の子は、上の子がかかった病気を0歳のときからよくもらってる感じです。
Eさん
言われてみれば、ウチも風邪引いてない気がするし、ウイルス系の大きな病気にかかったこともまだないんですよね。
Mさん
ウチの子たちも、保育園時代病気にあまりかからなかったな。
家族の中で病気が一巡して1か月何もできない、なんてこともなかったかな!1度だけ、友人の結婚式直前に家族がかかっていたインフルエンザをもらってしまったことはあるけど・・・
ホントそれくらいですね。もちろんこういう家ばかりではもちろんないので・・・。
Kさんはどうですか?
Kさん
・・・羨ましい!よく周囲のパパママから、
「とくに兄弟がいる子は保育園で風邪や流行り病をもらってきたら、一家全滅よ!」みたいな話を聞いてたんですけど、本当でした(苦笑)。
慣らし保育の期間中に下の子が風邪をもらってきて、上の子、夫という順に風邪が移っていったんですけど、私が体調を辛うじて保っているときに下の子が再び風邪を引いて、その後に私もダウンしました。この状態がゴールデンウィーク明けまで続いたのが本当にしんどかった。
あと引っ越し後のことだったので病院探しから始めないといけなかったし、コロナの流行もあったから、気軽に病院にかかりづらかったですね。そのときの対応が結構大変だった記憶があります。
仕事・育児・家事で多忙な日々を乗り切る、さまざまな工夫
――食事は毎日のことなので、どのご家庭でも頭を悩ませてると思いますが、食事のことを含めて、時短で家事をこなす術とか、何か工夫していることはありますか。
Kさん
仕事の帰りに、子ども2人を連れて買い物に行く気力がないので(笑)
食材宅配サービスをよく活用しています。買い物の時間が節約できるのでおすすめです!
よく、既に食材が切ってあってあとは調理するだけっていうミールキットをオーダーするんですが、賞味期限が短いから要注意です(笑)
Mさん
食材宅配サービスを利用できるのも在宅勤務だからこそかもね!
会社に出社するスタイルでの勤務だったら、普通のスーパーを利用せざるを得ないよね。
Sさん
私も在宅で仕事をしているので、ネットスーパーをよく利用しますよ!就寝前に冷蔵庫の中身を確認して、翌日と翌々日の献立を考えてから注文します。
あと、前の日にコンビニやスーパーに寄って朝食用のパンを買うんですね。
子どもに「しょっぱいものが食べたいのか、甘いものが食べたいのか、どっちがいい?」って毎朝聞いて、回答に応じてピザトーストとか、食パンとジャムとかメロンパンとか、そんな感じにしてます。
Kさん
朝はガスコンロを使わないって決めてて(笑)これ良くないかもしれないけど、パン・ヨーグルト・バナナ・ヤクルトがうちの定番メニューとして決めていて。毎日それを子どもに出してます。
Eさん
定番メニューを決めてるところはウチも一緒です!
Sさん
おにぎりとか、朝は厳しいですよね?!意外に手間がかかるんですよ・・・
Mさん
ウチも朝はガスコンロを使わない!
みんな一緒だよね~!小学生ぐらいになったら自分で勝手に定番セットを準備して食べるようになるよ!
もうメニューを並べるだけにしておくのもいいかもしれませんね。
気がつけば口癖になっている「今日の夕飯、何にしようかな」
――毎日、子育てと仕事を両立しながら家事もされてるかと思います。日々これは大変だと感じていることはありますか。
Sさん
いつ何時でも、毎日夕飯のことを考えてる感じがします。休みの日も、「お昼これにするんだったら、それに近いメニューは夕飯で避けよう」ってなって。朝起きると「今日の夕飯、何にしようかな」って呟いてることも多くて、ああ1日中夕飯のことしか考えてないなって気づいて。
Kさん
深く共感します。子どもの頃、お昼ご飯を食べてるときや食べ終わった直後に母から「夕飯何食べたい?」って聞かれて。「今食べ終わったばっかりだから分からないよ」って思ってたのに、自分も母親になり、気づけば母と全く同じことを言っていて(笑)今その気持ちがものすごくよく理解できます。お昼これ食べちゃったから夕飯はこれじゃない方がいいよな、でもこの食材を消費したいからこれ作りたい、とか。
Sさん
大阪の母親の口癖の一つに「明日、パンどうする?」っていうのがあるらしいんです。もう文化みたいな感じで根づいてるようなんですけど、自分も我が子に同じことを言ってる!ってテレビで知って、思わず笑いました(笑)
「明日のパンないから、帰りに買って帰るね」とか「朝はこのパン食べて」とか言ったりしてるのに気づいて。
Kさん
よく義母が「夕飯は何がいい?朝は何食べたい?」って聞いてて、息子である夫のたまの帰省だから、うれしくてリクエストを聞いているんだと思ってたんですけど、子どもの食事をいつも考えている親ならではの口癖なのかもしれないですね!
日々の奮闘に隠された、働くママの子どもへの想い
保育園と自宅と会社とを行き来する日々を過ごす中でも、働く皆さんは自身と子ども、家族の体調に常に気を配っています。体調を崩したり、仕事で多忙になったりすることがあっても、子どもにはキチンとご飯を食べさせたい、家にいるときは快適に過ごしてほしい。そのために、時短ツールを活用したり、ときには子どもの意見も取り入れたりとさまざまな工夫をしていることが、改めて分かった座談会でした。