仕事をしながら子育てをするお父さん、お母さんたちのスタイルは十人十色。朝の時間を有効活用したり、家事が一段落ついた夜にリラックスタイムを作ったり。今回お話を伺ったみそきむちさんは、年子の4児のお母さん。一人一人の面倒を見ながら、暮らしに仕事、自分の管理と、両立したいことを沢山抱えています。「両立は日々悩んでいる」と語るみそきむちさんには、自分なりのルールや気を付けていることがあると言います。

話を聞いた人

みそきむちさん

YouTube:https://www.youtube.com/@misokimchi

Instagram:https://www.instagram.com/misokimchi4834/

仕事スタイルと集中のコツ

上から6歳、5歳、3歳半、2歳の子どもがいて、派遣社員として広告代理店の営業事務の仕事をしています。勤務時間は10時から16時で、大体週に2日か3日はリモートワーク、残りは出社するスタイルです。ただ、仕事でイベントや発表会に行くことも多く、残業がぼちぼちあるので、仕事が終わるのが19時以降になる時もあります。

在宅で働く時は、どうしても家事などが目についてしまって集中できない日もやっぱりあります。そんな時は、「冷えぴた」をおでこに貼ると頭が冴えて集中モードに入れるので、そうやって物に頼って無理やりスイッチを切り替えていますね。

出社の日は、通勤に1時間半くらいかかるので、その時間で仕事の連絡を見返したりするうちにだんだん頭が切り替わっていきます。

時間を上手く使うためのルール

画像: 時間を上手く使うためのルール

1日の時間の使い方として意識しているのは、仕事から帰ってきたあと、子どもたちが寝る20時から20時半くらいまでの間に、ご飯とお風呂、洗い物などの家事を一通り終わらせておくことです。そうすると、寝かしつけが終わった後に少し手が空くので、その時間でYouTubeの編集などの作業ができるんです。

限られた時間で家事を終わらせるための自分なりのやり方は、リビングは子どもが危なくないような状態にした上でテレビなどに集中させて、その間に家事に集中して一気に終わらせることです。毎日うまくいくわけではないのですが、これを自分なりのルールとしていますね。

今のこのスタイルになったきっかけは母でした。私は学生で結婚して、1番上の子が生まれてから2番目の子が生まれるまで、私の母の家に夫と私と3人で同居していたんですね。その時、育児をしながら家事をきっちりこなす母の姿を見て「家事をやらなきゃ」という考えが染みついたんです。それがずっと引き継がれてきました。

両立に大事なのは「自分の気持ち」

育児や仕事の両立は私も日々悩みながら過ごしているのですが、一つ分かっているのが、私自身が安定していないと、子どもも安定しないということです。自分が忙しくてイライラしてしまうと、子どもも不安定になってよく泣くようになったことが過去に何度かあったんです。逆に、私が笑顔だと子どもも結構機嫌よくて笑顔でいてくれるんですよ。それで、子どもももちろん大事だけど、自分の気持ちも同じぐらい優先して過ごすようにすごく気をつけるようになりました。

例えば、仕事や育児のことでいっぱいいっぱいになった時は、まずは睡眠を優先して寝たり、家事を目一杯さぼって何もしないようにしたり、家族に相談して1人で過ごす時間作ってもらって友達とご飯に行ったり……。

特に友達と会うのはストレス発散になるので、夫とスケジュールを調整しながら、月に3~4回くらいは友達と会ったり、残業後に人とご飯に行ったりする時間を作っていますね。

あとは、自分の中で「なんだかうまくいかないな」と思う時は思い切り泣くようにしています。泣けなかったら、泣ける動画や映画を見ます(笑)。それと、自分の気持ちをiPhoneのメモに書き綴ることもあります。私は小さいことを引きずってしまいがちなタイプなので、そうやって思い切り発散すると結構すっきりしますね。

リアルな姿が誰かの助けになってほしい

画像: リアルな姿が誰かの助けになってほしい

実はYouTubeでの発信も私の中ですごくリフレッシュになっていて、悩んでいる時に皆さんからいただく応援コメントを見返して、「私って頑張っているんだ」と自分に言い聞かせて、また育児や家事を頑張っています。

YouTubeは子育て真っ最中のママさん達に「頑張らなくていいんだ」と心を休めてもらえる動画づくりを心がけていて、頑張らないリアルな自分を見せようと決めて発信しています。逆に「頑張らなくていい」と自分へ言い聞かせる存在にもなっていると感じますね。

私自身、完璧主義とまでは言わないのですが、「全部やらなくちゃいけない」と思いがちなタイプで、それで辛くなってしまう時があるんです。そういう時にSNSでキラキラしたものを見てしまうと、「自分って全然駄目だな」と思ってしまうので、あえてリアルな姿を見せることで、誰かの助けになったらいいなと思っています。

子どもたちの存在が頑張れる力に

日々を頑張る源やモチベーションになっているのは、やっぱり子どもたちの存在ですね。「ママ頑張ってね」「お仕事大変だね」「いつも大変だからこれやってあげる」のような私に対する気遣いや、私に向けてくれる笑顔からは「この子たちのために今日も頑張ろう」と思えるパワーをもらっています。

だから、子どもたちとの時間を作ることも大切にしていますね。私はアウトドアなので、休日は少しでも子どもたちと遊びに行くようにしていて、家事ややることがたまっていても「今日は遊びたい気分だな」という日は、思い立って子どもたちを連れ出しています。そんな日常が大切な時間で、私が頑張れる源です。

画像: 子どもたちの存在が頑張れる力に

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