突然ですが、こんなこと思ったことはありますか?

・始業時間になってもやる気がでない
・つい先延ばしにしてしまう
・新しいことに挑戦できない
・だらだらとテレビや動画を見てしまう
・無意識にネガティブなことを考えてしまう
・ランニングに行こうと決めたのに今日も行けなかった
・気づいたら1日が終わっていた
・何をやるのも面倒くさい
・部下がやる気になってくれない

これ、私のことかも…と思ったあなた、安心してください。
少し考えてみてください。もしもすべてがうまくいっていたら?

・始業時間になるとやる気が出る
・前倒して実行できる
・新しいことに挑戦できる
・自分のやりたいことに夢中になれている
・常にポジティブに考えている
・ランニングに行こうと決めたら必ず行けている
・今日もやりきったと充実感に溢れて1日が終わる
・何をやるのも楽しくて仕方ない
・部下がやる気になっている

こんな人、実際に何割いるでしょうか。
すぐにモチベーションが上がったら最高ですよね。

モチベーションの何が最大の問題かというと、「モチベーションは長い時間続かない」ということです。

人間だからこそ、悲しいことがあると落ち込みますし、嬉しいことがあると気分が良くなります。

ただ、そうは言っていられない時もありますよね。

今回は、モチベーションをサクッと上げられる方法から長期的にモチベーションを上げる方法まで、今のあなたの課題に適した本を5冊ご紹介します。

ここで1つ、本を読む前に試していただきたいことがあります。

「あなたはなぜモチベーションを上げたい(上げさせたい)のですか?」

これを考えてから読むようにしてください。
例えば、「先延ばしにせずに早く仕事を終わらせて美味しいビールを飲みたい、可愛い彼女との時間を作りたい」など、なんでも構いません。

なぜモチベーションを上げたいのかを考えてから本を読むことで、思っている以上に効果を発揮することがあります。嘘だと思って試してみてください。

では、5冊紹介していきます。

① 『モチベーション3.0持続する「やる気」いいかに引き出すか』

著者:ダニエル・ピンク/講談社より

<こんな方にオススメ>

・そもそもモチベーションって何?仕組みを知りたい方
・外発的動機付けではなく、内発的動機づけでモチベーションを保ちたい方
・人を動かす方法を知りたい方

<おすすめ理由>

本書は、内発的動機付けでモチベーションを上げる方法をモチベーションの仕組みと共に解説している一冊です。

例えば、「(子どもに」おもちゃを買ってあげるからテストで100点頑張ってね」これは外発的要因。他人によってモチベーションが上がるということ。

一方でそんなことは言わずとも「テストで100点を取ってクラスメイトにチヤホヤされたい」これは内発的要因。自分の感情によってモチベーションが上がるということ。

大きな違いは、自分で決めているかどうか。その場しのぎのモチベーションアップならば、外発的・内発的要因でもどちらでもよいでしょう。
今後のことを見据えて、自ら考えて決め、長期的にモチベーションを高めていきたい方はぜひ読んでみてください。

<心に響いた言葉>

・「昨日よりも、今日は、進歩しただろうか?」

② 『神モチベーション「やる気」しだいで人生は思い通り』

著者:星渉/SBクリエイティブより

<こんな方にオススメ>

・すぐにモチベーションを上げたい方
・頑張らずにやる気を出したい方
・自分を変えたい方

<おすすめ理由>

本書は、頑張らずにやる気を自動化させる方法や考え方がまとまっている一冊です。
心理学・脳科学に裏付けされたデータを元に「誰でもすぐにできる方法」がまとまっています。
冒頭箇所には、あなたのモチベーションタイプを4つの質問で診断するところから始まります。
「現状を理解した上で、理想とのギャップを無くすこと」が高いモチベーションを維持することには必要不可欠になると説いています。未来の理想とする自分と対話することでモチベーションを上げていく方法が記載されています。

<心に響いた言葉>

・「必要なのは、必死に頑張ることではなく立ち止まって自分の未来を見ることです」
・「最強の見方は未来の自分だった。目の前に誘惑が表れたときに、未来の理想とする自分に相談をする」

③ 『夢をかなえるゾウ1』

著者:水野敬也/飛鳥新書より

<こんな方にオススメ>

・まずは気分を上げたい方
・日常からコツコツと取り組みたい方
・モチベーションを維持していきたい方

<おすすめ理由>

本書は、小説です。あらすじは、借金のある独身男性がガネーシャという不思議なゾウに出会い、そのゾウから出される小さな課題を行い続けた結果成功したという物語です。
「成功するヒントは日常にある」と説いており、読むだけでモチベーションが上がること間違いなし。本書で記載されている課題は、「靴を磨く、コンビニでお釣りを募金する、明日の準備をする」のように、とても日常的です。

そして、誰にでもできることばかりです。

ちなみに、『夢をかなえるゾウ』は日本一読まれている自己啓発書として有名な本・シリーズです。モチベーションを上げるには自分一人では難しい時もあるかもしれません。
しかし、本書のように誰かのために小さな何かを始めてみることで、自然とモチベーションが上がることもあります。物は試し。是非、読んで実践してみてください。

<心に響いた言葉>

・「やらずに後悔していることを今日から始める」

④ 『覚悟の磨き方 超訳:吉田松陰』

編訳:池田貴将/サンクチュアリ出版より

<こんな方にオススメ>

・心を燃やしたい方
・もっとやる気を出したい方
・目標や夢を追いかけている方

<おすすめ理由>

本書は、誰よりも冷静で、かつ熱く心を燃やし日本の歴史に名を遺した偉人、吉田松陰の生き様から考え方を学べる一冊です。本書を読むだけでやる気が上がること間違いなし!

同じ日本人として誇らしく、今この時代にここまで熱く行動的な人物はいるのだろうかと思わず考えて込んでしまいます。
なぜここまでモチベーションが高いのか?吉田松陰のことを知らない人でも、解説付きのため学びやすい一冊となっています。また、吉田松陰が何を想い、何をし、どんなモチベーションで生きてきたのかを1冊で学べるため、イチオシの一冊です。

<響いた言葉>

・「行動につながらない学問は無意味だ」

⑤ 『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問名言セラピー』

著者:ひすいこたろう/ディスカヴァー・トゥエンティワンより

<こんな方にオススメ>

・やりたいことを明確にしたい方
・正しいやる気の出し方を知りたい方
・新しい自分に気づきたい方

<おすすめ理由>

本書は、死と向き合うことで今という生を輝かせることができることを一緒に考えてくれます。サクッと読めるのにも関わらず、ズンと深く心に響く一冊です。27の質問を元に自己対話ができるので、今何に悩んでいて、死ぬまでに何をしたいのかなどを明確にすると共に、新しい自分にも気づけます。

ちなみに、90%の人が死ぬ際に「もっと冒険しておけばよかった」と後悔を口にするとのことです。どれだけやる気があっても、行動しないと後悔が残ります。後悔しないためにも一旦立ち止まり、自分のモチベーションスイッチがどこにあるのか考えてみるのはいかがでしょうか。

本書の27の質問の一例として「いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?」というものがありました。そう考えたら、なんだか気持ちも楽になりますよね。鋭く温かい質問と解説付きなのも本書の魅力。是非、読んでみてください。

<響いた言葉>

・「あなたの人生は、100点満点中、いま何点?その点が、もう10点上がるとしたら、いまと何が違いますか?10点上がったとしたら、それはあなたがなにをしたからだと思いますか?」

おわりに

モチベーションが上がるオススメ本5冊、いかがでしたでしょうか。
モチベーションを維持することは難しいからこそ、色んな人や経験・本から学び、モチベーションを少しずつ上げて維持していきましょう。

ちょっとした方法やテクニックを知るだけで、やる気が上がるなんて魔法みたいなことですよね。
知ったからにはあとは実行に移すだけです。

あなたには、モチベーションを上げたい何か理由があるはずです。その手助けができれば嬉しいです。

この記事を書いてくれた人

ハルカ読書ノート/本紹介
響いた言葉を抜粋して紹介!
25歳/広告営業/キッチンカー/七転八起/暮らしやすい世の中をつくる
成長したくて年100冊以上読む社会人4年目に✨
某大手企業で営業優秀賞2度受賞

Instagram:https://www.instagram.com/haruka_booklover/

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